7月 05, 2023 21:43 Asia/Tokyo

福島第一原発の処理水海洋放出をめぐって、一部の海外メディアが、日本の外務省がIAEAの担当者に100万ユーロを支払ったと報じたことが波紋を広げています。

先月21日、一部の海外メディアから、日本の外務省幹部が、福島第一原発の処理水放出の検証を担当するIAEA・国際原子力機関の職員と接触し、100万ユーロ以上の献金を行ったとする報道が出回りました。

報道内容によると、日本政府は献金を通じて、処理水放出に関するIAEA報告書の草案を入手し、不都合な箇所を修正させたとされています。

外務省は翌22日、ウェブサイトに声明を掲載し、この報道内容を事実無根と否定しました。

こうした中、4日午後、都内で開かれたIAEAのグロッシ事務局長の記者会見後、出席した韓国メディアの記者がグロッシ氏に詰め寄り、日本政府からの献金疑惑を問いただす一幕がありました。

その様子はツイッター上でも動画が拡散し、詰め寄る記者に対して、会場を後にしようとしていたグロッシ氏が「我々は金銭を受け取ることは絶対にない」などと気色ばんで反論する様子が映っています。

 


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