フィリピンに日本供与の巡視船が到着

フィリピンに日本から供与される巡視船１０隻のうち、最初の１隻が到着しました。これにより中国との海の対立をめぐる両国の安全保障関係が強化されることになります。

イルナー通信によりますと、この巡視船は１８日木曜、フィリピンの沿岸警備隊に引き渡されました。

これは、領海管理におけるフィリピンの能力を拡大させ、南シナ海における衝突の可能性に対処するため、中国に対抗する力をつけることが目的です。

情報筋が１９日金曜伝えたところによりますと、この巡視船は、海上保安と救出活動のための特徴を備えているということです。

今回フィリピンに到着した巡視船は、日本が資金援助を行い製造した巡視船１０隻のうち、初めて供与されるものです。

日本とフィリピンはフィリピンへの偵察機の貸与に関する協議を行っており、これによりフィリピンは沿岸警備を強化しようとしています。