1月 08, 2020 18:41 Asia/Tokyo
  • イランによるイラクのアサド基地への攻撃
    イランによるイラクのアサド基地への攻撃

日本の新聞社、通信社、テレビ等の報道各社が、イラク西部にある米軍基地をイランがミサイル攻撃したことを一斉に報じ、「イランは、ソレイマーニー司令官の殺害に厳しい報復を加えた」としました。

NHKは数時間前から何度も、トップニュースで今回のイランによるミサイル攻撃を報じており、分単位で今回の出来事を伝えています。

日本のテレビ局は、「イランイスラム革命防衛隊は、イラク領内の米軍基地に対するミサイル発射が、先に米軍に殺害されたソレイマーニー司令官の報復として実施されたと発表」と報じました。

この報道はさらに、「米国防総省は、イラクのクルド人自治区アルビールにある別の基地も攻撃されたと発表」と伝え、「これら2つの基地における人的、物的被害についてはまだ報告されていない」としています。

共同通信は、「イランがミサイルで報復」とのニュースを大きく取り上げ、「今月3日にイラクで同国の民兵組織ハシャド・アルシャビの副司令官とイランのソレイマーニー司令官が米国の空爆で殺害されて以来、イランとアメリカの間の緊張が高まっていた」と報じました。

また、「イラク領内の米軍基地に対するイランからのミサイル発射を受け、東京証券取引所では8日水曜朝、株価が2万3000ポイントを割り、昨年11月以来最安値を記録した」と伝えました。

この報道によれば、日経平均株価も8日朝、255ポイントの値下がりを記録しました。

NHKは、原油価格が上昇していると報じています。

イラク領内の米軍基地をイランが報復攻撃したとのニュースは、日本の大半のメディアが大きく報道しました。

イスラム革命防衛隊は8日水曜未明、イラク西部アンバール州にある米軍のアサド空軍基地に向かって数十発のミサイルを発射し、先に米軍によって暗殺されたソレイマーニー司令官の報復を実行しました。

こうした中、情報筋は今回の報復攻撃と同時に、イラク・アルビル空港付近にある別の米軍基地がミサイル攻撃を受けたとしています。

イランイスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及びほかの同行者8名らとともに、イラク・バグダッド空港付近でトランプ米大統領の命令による米軍無人機の空爆を受け、殉教しました。

 

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