宮城・福島両県で震度6強、150人超が負傷
2月 15, 2021 00:14 Asia/Tokyo
宮城県と福島県で現地時間の13日午後11時過ぎ、震度6強の強い地震が発生しました。
NHKによりますと、震源地は福島県沖で、震源の深さは55キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.3とされています。
なお、この地震による津波の心配はないということです。
震度6強を観測したのは、宮城県の蔵王町、福島県の相馬市、国見町、新地町などとなっており、このほか、北海道から関東地方、さらには東海地方など幅広い地域で揺れが観測されています。
この地震により、9県で150人が負傷したほか、宮城、福島では断水が続き、土砂災害や住宅被害が相次ぐとともに、医療機関も影響を受けています。
また、東京電力などによりますと、14日日曜午前の時点で1都8県・およそ78万軒が停電しています。
さらにJR東日本の報告では、東北新幹線が、地震により電柱が傾くなどの被害が出たことから、那須塩原駅(栃木県那須塩原市)―盛岡駅(盛岡市)の上下線で運転を見合わせており、全線運転再開に10日ほどかかる見通しだということです。
気象庁は先ほど、今回の地震について、10年前の東日本大震災の余震の一つではないかとの見方を示し、引き続き余震に注意を呼びかけています。
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