加藤官房長官、慰安婦訴訟判決に関して「内容を精査する必要あり」
4月 21, 2021 19:21 Asia/Tokyo
-
加藤勝信官房長官
加藤勝信官房長官が、元従軍慰安婦らによる日本政府への損害賠償請求を韓国の裁判所が退けたことについて、「現時点で政府のコメントは控える」と語りました。
ロイター通信が21日水曜、東京から報じたところによりますと、加藤官房長官は同日午前の定例会見で、この問題に関して「内容を精査する必要がある。現時点で政府の湖コメントは控える」としました。
その上で、元慰安婦への損害賠償を巡る1月の訴訟での判決は「国際法、および日韓両国の合意に明らかに反するもの」だったとして、韓国に対し「国際法違反の状態を是正するために適切な措置を講じることを引き続き強く求めていく」と述べています。
共同通信など日本の報道各社によりますと、韓国のソウル中央地裁は同日、旧日本軍の元従軍慰安婦の女性や遺族ら計20人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟で、訴えを却下する判決を出しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ