ルノーと日産がインド合弁工場の操業継続を主張
May 24, 2021 19:13 Asia/Tokyo
仏ルノーと日産自動車がインドの裁判所に対し、生産が注文に間に合わないとして、インド南部タミルナド州にある合弁工場の操業を継続する必要性を訴えました。
ロイター通信が23日日曜、タミルナド州チェンナイから伝えたところによりますと、裁判資料からは、同工場を巡り、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を取るルールが守られておらず、会社支給の医療補助も生命のリスクに対して不十分だとして、労働者側が操業停止を裁判所に申し立てていました。
ルノーと日産はこの申し立てに対し、あらゆる新型コロナルールに従っていると反論し、国内外からの受注に応じるため、操業を継続する「切迫したニーズ」があると訴えています。
次回審理はマドラス高等裁判所で24日月曜に開かれ、裁判に関係している州政府が主張を提示する予定です。
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