菅首相、自民総裁選の先送りを否定
9月 01, 2021 19:45 Asia/Tokyo
菅義偉首相が、今月中旬にも衆院解散に踏み切るとの見方に関し「最優先は新型コロナウイルス対策だと申し上げてきた」として自民総裁選の先送りも否定しました。
共同通信によりますと、菅首相は1日水曜、官邸で記者団から衆議院の解散について問われ、「(コロナの感染が)厳しい状況では解散できる状況ではないと考えている」と答えました。
また、衆議院の任期満了までに解散する選択肢はないのかとの質問には「総裁選挙の先送りも考えていないし、そういう中で日程というのは決まってくるだろうと思っている」と語っています。
複数の国内メディアによりますと、菅首相が9月中旬に衆議院を解散するとの観測が自民党内で広がっており、毎日新聞は8月31日夜、複数の政権幹部の話として、菅首相が自民党役員人事と内閣改造を来週行い、9月中旬に衆院解散に踏み切る意向と報じていました。
菅首相に対しては、著名な自民党政治家からの辞任を迫る圧力が高まったと言われています。
毎日新聞の世論調査によりますと、菅首相の支持率は初めて30%を下回りました。
また日経新聞は世論調査で、菅首相の支持率がが34%に低下したと報じています。
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