日銀が5地域の景気判断を引き下げ 自動車部品の供給制約が影
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日銀が、地域経済報告(さくらリポート)で全9地域中、東北・東海・近畿・中国・九州沖縄の5地域の景気判断を引き下げました
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
10月 07, 2021 18:24 Asia/Tokyo
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日銀が、地域経済報告(さくらリポート)で全9地域中、東北・東海・近畿・中国・九州沖縄の5地域の景気判断を引き下げました

ロイター通信が7日木曜、東京から報じたところによりますと、同日公表された報告では、夏場の感染拡大に加え、東南アジアからの自動車部品の供給制約に伴う一部の減産の影響が出ています。

景気判断の5地域引き下げは2020年7月以来のことで、支店長会議後に記者会見に臨んだ支店長からは、自動車の需要自体は衰えていないものの、供給制約の解消時期は見通しにくいとの声が相次ぎました。

需要項目別では、生産は東北・東海・中国・九州沖縄の4地域で判断を引き下げた形となっています。一方で自動車部品の供給制約が影を落とし、自動車の比率が低い四国は電気機械や生産用機械の堅調推移で判断引き上げとなりました。

また、個人消費は、東北・東海・近畿・中国・四国の5地域で判断を引き下げており、新型コロナウイルス感染症の影響で引き続き厳しい状況が続いているものの、企業からは「ワクチン接種済みの人向けに飲食代金を割り引くサービスを開始したところ、ワクチン接種を終えた客の利用が徐々に増えている」との前向きなコメントも出ています。

 

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