仏裁判所、日本人女性に逮捕状 仏人夫が「子供連れ去り」を主張
12月 01, 2021 21:59 Asia/Tokyo
仏パリの裁判所は30日火曜までに、フランス人男性の夫を持つ日本人女性が、子供2人を連れて夫に面会させないのは未成年者略取の疑いがあるとして、この日本人女性に逮捕状を出しました。
共同通信によりますと、都内に住むフランス人男性(39)は2019年、日本人の妻が長男(6)と長女(4)を連れて別居し面会させないとして、パリで刑事告訴していました。子供は2人とも日仏両方の国籍を有しているため、フランス当局も昨年に捜査を開始していました。
日本とEU諸国の間では、国際結婚した夫婦が婚姻生活の破綻後、子供の親権をめぐってトラブルになるケースが多発していますが、逮捕状の発行にまで至るのは異例だということです。
この日本人妻の弁護士はAFP通信に対し、「離婚手続きが進行中であり、法廷外で争うつもりはない」と述べ、逮捕状に関してはコメントしませんでした。
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