沖縄県知事が米軍ヘリの不時着に怒りあらわ、村議会は抗議決議を審議へ
1月 15, 2022 19:31 Asia/Tokyo
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米軍ヘリの不時着
沖縄県知事が、米軍ヘリの不時着に怒りを示しました。
沖縄県渡名喜村の村営ヘリポートに今月13日夜、不時着した米軍普天間飛行場のAH1攻撃ヘリコプター1機が14日午後3時45分ごろ、離陸しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、沖縄県の渡名喜村営ヘリポートに米軍普天間飛行場所属AH1ヘリコプターが不時着したことに関し、玉城デニー沖縄県知事は14日金曜の記者会見で「人命、財産に関わる重大な事故に繋がりかねず、周辺住民にも非常に大きな不安も与える」と憤りを示しています。
また、県基地対策課が在沖米海兵隊と沖縄防衛局に、原因究明や実効性のある再発防止策を講じることなどを申し入れたことを明らかにするとともに、米軍が「予防着陸」としていることには「事前に当該市町村や防衛局に連絡がなく『予防着陸』といって緊急着陸が繰り返されている」と批判しました。
そして、「機体の点検整備に十分な時間をかけていないのではないか、要員が不足しているのではないかと再三指摘しているが、納得できる報告がない」と不快感を示しています。
なお、同村議会(比嘉正樹議長)は今月17日に臨時会を開き、ヘリ不時着に対する抗議決議と意見書を審議することを決定しました。
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