日銀、「企業物価指数が過去最大の上昇、ウクライナ情勢が背景」
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ウクライナ情勢を背景に、日本の今年4月の国内企業物価指数の伸び率が、1981年以降で最大の上昇を示しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
May 16, 2022 19:05 Asia/Tokyo
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ウクライナ情勢を背景に、日本の今年4月の国内企業物価指数の伸び率が、1981年以降で最大の上昇を示しました。

日本の報道各社が16日月曜、日本銀行の発表として報じたところによりますと、企業の間で取り引きされるモノの価格を示す企業物価指数の先月の速報値は、2015年の平均を100とした水準で113.5と、過去最高となっています。

今年4月には、国内企業物価指数が10%上昇し、1981年1月以来の急激な上昇を示しました。

アナリストの見解では、この原因は主にこれは、ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦が続く中、原油供給への懸念から石油製品などが値上がりしたほか、鉄鋼や非鉄金属の価格が上昇したことなどが主な要因と見られています。

日本では14カ月連続で同指数がプラスとなっています。

また、値上がりした品目は全体の7割を超えていて、企業どうしの取り引きで原材料費の上昇を価格に転嫁する動きが広がっています。

先行きについて日銀は「ウクライナ情勢が、国際商品市況や国内の需要や供給に与える影響を注意してみていきたい」とコメントしました。

 


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