パレスチナ・ガザ空爆で重傷負った10歳の子どもが殉教
パレスチナ・ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエル軍の攻撃で重傷を負った10歳のパレスチナ人の子どもが、回復を果たせず殉教しました。
このパレスチナ人の子どもの殉教により、イスラエル軍による最近のガザ攻撃による殉教者の数は46人に達し、負傷者数は360人となりました。
イスラエル軍の戦闘機は今月5日夕以来、ガザ地区の各地を攻撃していますが、これはパレスチナ抵抗組織からのロケット弾報復に遭遇しています。
この抵抗組織側のミサイルが決定的な打撃となり、イスラエル政府は現地時間の今月7日夜、停戦合意をやむなく受諾しました。
パレスチナ情報センターによりますと、ガザ地区のこの10歳のパレスチナ人の子どもは、イスラエルによる攻撃中に負った重傷が原因で殉教しました。
この子どもの母親も、イスラエル軍戦闘機のガザ空爆で殉教しています。
こうした中、SNSのインスタグラムは、ガザ市民殺戮というイスラエルの犯罪を隠蔽するために、これらの攻撃により5歳で殉教したパレスチナ人少女、アーラ・ガッドゥム(Alaa Qaddum)ちゃんの写真の再投稿を禁止しました。
イスラエルのガザ攻撃は、特にイスラム世界をはじめとした国際的な非難の波に直面しており、各国やその当局、政党、要人らは、ガザ攻撃の停止およひ、イスラエルにその責任を取らせる必要性を強調しています。
ロシア・スプートニク通信によりますと、南アフリカのナレディ・パンドール外相は8日月曜夜、ブリンケン米国務長官と会談し、アメリカの二重基準的な言動を批判し、「我々は、ウクライナの人々を懸念するのと同様に、パレスチナの人々のことも懸念すべきだ」と述べています。
同外相はまた、ブリンケン長官と会う前に、アフリカ各国駐在のパレスチナ大使らの会議で行ったスピーチにおいて、「イスラエルによるパレスチナ人へのアパルトヘイト的犯罪と嫌がらせ」について非難していました。