国連安保理が6年ぶりに、イスラエルの入植地建設を非難
2月 21, 2023 19:00 Asia/Tokyo
国連安全保障理事会が公式声明により、シオニスト政権イスラエルが自ら占領するパレスチナで行っている入植地建設拡大計画を非難しました。
占領地におけるイスラエルの入植地建設拡大計画を非難する今回の声明は、この件をめぐる国連安保理の前回の決議以来6年ぶりに出されたものです。
イルナー通信によりますと、15の安保理理事国は21日火曜に発表した声明で、シオニスト入植地の建設継続がパレスチナ人とイスラエルの間の「和平」実現を阻んでいるとしました。
続けて、同政権が占領下のパレスチナ・ヨルダン川西岸で事前承認なしに建設されたシオニスト入植地9カ所を合法化したことを非難しました。
さらに、シオニスト入植地の建設・拡大、パレスチナ人の所有する土地の没収、事前承認のなかった入植地建設の合法化、パレスチナ人住居の破壊およびそこからの退去強制といった、同政権が行うあらゆる一方的行為について反対するとしました。
シオニスト政権イスラエルで先日、ネタニヤフ首相率いる強硬派内閣が発足したことにより、同政権の占領地ではパレスチナ人住居の破壊や入植地建設拡大が加速しています。
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