パレスチナ抵抗組織、「英はイスラエルの犯罪を支援」
(last modified Sun, 26 Mar 2023 09:42:48 GMT )
3月 26, 2023 18:42 Asia/Tokyo

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのカシム報道官が、「イギリスはシオニスト政権イスラエルと彼らが行うパレスチナ人への犯罪を支援している」と述べました。

カシム報道官は、パレスチナ・ガザ地区で国際通信イランプレスと行った独占インタビューにおいて、シオニスト政権のネタニヤフ首相が先日イギリス・ロンドンを訪問したことに触れ、「イギリスは、シオニスト政権の樹立以降はもとより、それ以前にさえも、彼らが行う占領行為を国際社会で支援してきた」と述べました。

続けて、「イギリスのスナク首相が現在のような状況の中でネタニヤフ首相を歓迎したことは、彼がパレスチナの人々に対する犯罪を支持し続けることを示している」と指摘しました。

ハマスはこれ以前、イギリスによるネタニヤフ首相訪問への歓迎を非難し、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムやヨルダン川西岸などでパレスチナの人々に対して行われている戦争犯罪を理由に同首相を逮捕するよう求めていました。

一方、イギリス各野党は、シオニスト政権に対し国際的な抗議や批判が巻き起こる中でのネタニヤフ首相訪英に強く反対すると表明し、イギリスとしてシオニスト政権から距離を取るべきだとしました。

同国ではまた、パレスチナ人を支持しシオニスト政権に反対する人々数百人も、今回のネタニヤフ首相訪英に反対して首相官邸前で抗議デモを行い、自国政府にシオニスト政権への支援を止めるよう求めました。

 

 

イルナー通信によれば、ネタニヤフ首相が訪問を終えてロンドンを発つ際、イギリス警察は同首相が空港に辿り着けるよう、怒りの声を上げる抗議者を留めるため道路封鎖を行ったということです。


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