シリア駐留米軍、農家をアルカイダ幹部と誤認し殺害
(last modified Thu, 25 May 2023 08:10:19 GMT )
May 25, 2023 17:10 Asia/Tokyo
  • シリア駐留米軍、農家をアルカイダ幹部と誤認し殺害
    シリア駐留米軍、農家をアルカイダ幹部と誤認し殺害

米軍が、シリアの農家の男性をアルカイダ幹部と誤認し、殺害しました。

米軍とそれに追随するテロリスト分子は、以前からシリア北東部に違法に駐留しており、同国の石油資源や小麦の略奪に加えて、シリア市民や政府軍にも攻撃を行っています。

IRIB通信によりますと、米軍司令本部は3週間前、シリアでアルカイダ幹部の一人を殺害したと発表していましたが、詳細は明らかにしていませんでした。

今回、CNNがこの件を報じ、殺害されたのはシリア北西部に住む54歳の農家であると遺族が語っていることがわかりました。

それによると、この男性には10人の子供がおり、アルカイダとは何ら関わりがありませんでした。

CNNによると、米軍はこの男性の身元を不明とし、正式な調査も始めていません。

米軍は2021年にも、アフガニスタンでISISのメンバーを無人機により殺害したと主張しましたが、後に殺されたのは子供7人を含む民間人10人であることが分かりました。

 


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