エルサレム・ポスト紙、「依然として750人のイスラエル人が行方不明」
シオニスト筋が、「パレスチナ抵抗勢力による『アクサ―の嵐』作戦で、約750人のイスラエル人が行方不明となっている」と報じました。
パレスチナのニュースサイト・アルヨウムによりますと、複数のシオニスト系メディアは8日日曜、「アクサーの嵐」作戦で約100人のイスラエル人が捕らえられ、中にはパレスチナ・ガザ地区で捕虜となっているイスラエル民間人捕虜、兵士、将校も含まれている」と報じています。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの軍事支部カッサム旅団の報道官は8日未明、「シオニスト政権イスラエル側の捕虜の数は、同政権のネタニヤフ首相が想像しているよりはるかに多い」と語りました。
同報道官によりますと、敵であるシオニストの拠点に対するこの作戦の最初の攻撃では、空港と要塞に5000発以上のミサイルとロケット弾が発射されたということです。
イスラエル・メディアによりますと、「アクサーの嵐」作戦後、シオニスト300人が死亡したほか、1,590人以上が負傷し、また負傷者のうち285人が重体となっていると報告されています。
こうした中、イスラエル側は、「アクサーの嵐」作戦中に同政権側の多数の兵士、特に上級指揮官が死亡した事実を認めました。
さらに、イスラエルの第13チャンネルも、パレスチナ・ガザ地区周辺の抵抗勢力によりイスラエル側の兵と将校26人が死亡した事実を政権軍が確認したと報じました。
一方、イスラエル側もガザ地区内の住宅地への爆撃を開始しました。パレスチナ保健省は、パレスチナ人の殉教者数は232人、負傷者数は約1700人と発表しています。
なお、カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、イスラエル軍は同軍の戦闘機がガザ地区にあるハマスの幹部の事務所を含む、この組織の3つの拠点を標的にしたと発表しました。