イスラム世界が占領者に対し立ち上がる、イラクからインドネシアまで
(last modified Sat, 21 Oct 2023 08:01:59 GMT )
10月 21, 2023 17:01 Asia/Tokyo

世界の多くのイスラム諸国で20日金曜、シオニスト占領政権イスラエルの犯罪を非難し、パレスチナ国民を支持する大規模なデモが行われました。

イスラム世界が占領者に対し立ち上がる

 

ファールス通信によりますと、イスラム世界の数十の都市で20日、数百万人が街頭に集結して反イスラエル・スローガンを連呼し、パレスチナ・ガザ地区で抑圧されている人々への支持を表明しました。

イラクでは首都バグダッドのほか、聖地カルバラ、南部バスラ、カタール首都ドーハ、イエメン各都市、トルコ・イスタンブール、レバノン各都市、エジプト首都カイロ、ヨルダンの複数都市、インドネシア首都ジャカルタなどの街頭は、イスラエルに対する大規模なデモの舞台と化しました。

 

イスラム世界が占領者に対し立ち上がる

 

バグダッドでは数万人が「吊り橋」付近に集結し、ガザ地区の民間人や子供らへの攻撃を非難するとともに、侵略者シオニストの行動に対するアラブ世界の措置を要求しました。

特にイラクではメイサン、バーべル、ニナワ、そしてサラーフッディーン県の中心都市ティクリートといった各都市で大規模な集会が行われました。

インドネシアの首都ジャカルタでは、同日の金曜礼拝後に数千人がガザを支持するために、街頭に集結しました。さらに、同様のデモはオーストラリアとパキスタンでも報告されています。

 

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またカタール首都ドーハの街頭は、イスラエルの犯罪を非難し、パレスチナ国民を支持しようと集結した大勢の群衆の抗議の舞台となりました。

なお、バーレーン首都マナーマにあるイスラエル大使館は青年らにより火炎瓶と発火物が投げ込まれ、放火されています。

レバノン南部、占領下のパレスチナ国境近くのスール市でも、抵抗を支援する大規模なデモが発生しました。また、ラマラを含むパレスチナ・ヨルダン川西各地でもイスラエルを非難する大規模な集会が行われました。

 

イスラム世界が占領者に対し立ち上がる

 

加えてイエメンでは首都サヌアのほか、ハッジャ、フダイダ、サアダなどの各都市で数百万人もの市民がプラカードや横断幕を持って街頭に集結しました。

このほか、イスタンブール市でも20日、過去2週間で2回目となる、防衛手段を持たないガザ住民の支持者らが大規模な集会を行いました。

 


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