イラクが米に警告、「我が国の主権侵害は危険」
(last modified Thu, 23 Nov 2023 12:01:20 GMT )
11月 23, 2023 21:01 Asia/Tokyo
  • イラクのフセイン外相
    イラクのフセイン外相

イラクのフセイン外相はアメリカに対し、「最近の緊張の激化は、危険であり、わが国の主権への侵害である」と警告しました。

イラクに駐留する米軍は22日水曜、首都バグダッド南方にあるバービル県北部でイスラム抵抗組織「ハシャド・アルシャビ」の部隊を攻撃しました。これにより同組織のメンバー8人が殉教、ほか4人が負傷しました。

イラク国営通信によりますと、フセイン外相は22日、バグダッドで駐イラク米大使と会談し、「憲法に基づき、我々がその維持と擁護を義務付けられている国家主権が侵害されていることは、危険な煽動行為である」としました。

また、「我々は、政府への事前通告なしに行われた今回の攻撃を非難する。これは、我が国の主権の明白な侵害であり、イラク憲法や国際法の観点から受け入れられるものではない」としました。

 


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