イスラエル軍が捕虜の入植者3人を殺害 捕虜家族がデモ実施
(last modified Sat, 16 Dec 2023 08:12:45 GMT )
12月 16, 2023 17:12 Asia/Tokyo

シオニスト政権イスラエル軍が15日金曜、パレスチナ・ガザ市シュジャイエで、イスラエル人捕虜3人を誤って殺害しました。

イルナー通信によりますと、イスラエル政権軍により誤って殺害されたのは、ヨタム・ハイム(Yotam Haim)さん、サメル・エル・タラルカ(Samer El-Talalqa)さん、アロン・シャムリズ(Alon Shamriz)さんの3人です。

同軍の報道官はこの件について、「当軍は(ガザ市)シュジャイエでの軍事作戦中、捕虜となっていたイスラエル人3人を脅威と誤認し、その結果、彼らを射殺した」と説明しました。

カタール衛星通信アルジャジーラは、イスラエル人捕虜の家族らがこの出来事を受けて、シオニスト政権戦争省の庁舎前に集まり抗議デモを行ったと伝えました。

イスラエル政権首相府はこれ以前、ガザで現在捕虜になっているイスラエル人は132人と見られ、このうち112人が生存し、20人が死亡したと推測されると発表しています。

米CNNによれば132人の内訳は、18歳以下の子ども2人・75歳以上の高齢者10人を含む、男性113人・女性19人だということです。

イスラエル政権軍は、パレスチナ抵抗勢力の作戦「アクサーの嵐」が始まってより、自軍兵士の犠牲者を日別に発表していますが、これは、兵士の死亡者の全体数を発表せずに、内部からの反発を避けようとするためと思われます。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem