シリア軍、5年ぶりにユーフラテス川に進出
3月 09, 2017 18:14 Asia/Tokyo
シリア軍が、北部における進出を続ける中で、5年ぶりにユーフラテス川沿岸に到達しました。
イルナー通信によりますと、シリア軍と義勇軍は8日水曜、北部アレッポのいくつかの地域や村をテロリストから奪還しました。
これらの地域へのシリア軍の進出により、アレッポの2つのポンプ場が確保されました。
テロ組織ISISは、今年1月、アレッポの水の供給を止め、アレッポ東部へのシリア軍の進出を妨害するため、広い地域を水浸しにしました。
シリア軍は、今年1月からアレッポ東部で大規模な対テロ作戦を開始しており、これまでに数十の市街地や村の掃討作戦が行われています。
シリア危機は2011年から、サウジアラビア、アメリカや、トルコをはじめとしたその同盟国の支援を受けたテロ組織の、合法的なアサド政権の転覆を目的とした大規模な侵攻により始まりました。