国連が、バーレーンの状況に懸念表明
4月 01, 2017 19:31 Asia/Tokyo
バーレーンの人権侵害の拡大と同時に、国連が同国の状況に懸念を表しました。
レバノンのアルマヤーディンテレビが1日土曜、伝えたところによりますと、国連の報道官は、「国連はバーレーン政府に対して、信頼醸成と国民の対話の実施に向け、バーレーンでの平和と安定の実現のために歩みを進めるよう求める」と述べました。
また、「国連はバーレーンのデモ参加者の殺害に関する完全な調査を求める」としました。
バーレーンで先週、衝突の中で若者1名が政府軍によって殺害された事件を受け、世界でバーレーン政府に対する非難が高まっています。
バーレーンは2011年2月より、ハリーファ政権に対する民主革命が起こっています。バーレーンの人々は、自由、公正の確立、差別の撤廃、民主政府の樹立を求めていますが、ハリーファ政権は抗議運動を弾圧するため、反対派のリーダーや人々の多くを逮捕し、刑務所に長期にわたって拘束しています。
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