サウジ戦闘機が、再度イエメンの人々をクラスター爆弾で攻撃
May 24, 2018 17:46 Asia/Tokyo
サウジアラビア軍の戦闘機が、再度、イエメン北部サアダ州の国境都市を使用禁止兵器とされているクラスター爆弾で攻撃しました。
イエメンのアルマシーラテレビによりますと、サウジアラビアの戦闘機は24日木曜、サアダ州にある都市の住宅地や農地をクラスター爆弾で攻撃しました。
現地の情報筋は、今回の爆撃により大きな物的被害は出ていないが、地域にまき散らされたクラスター爆弾の子爆弾の不発弾の存在により、市民の命が危険に晒されるとしています。
サウジアラビアは、国際社会が沈黙する中、イエメン国民を屈服させるため、クラスアー爆弾、白リン弾などの使用禁止爆弾を使用しています。
2008年に締結されたオスロ条約により、クラスター爆弾の使用、保有、製造は全面的に禁止されています。