シリア国連大使、「シリアは化学兵器を保有していない」
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ジャアファリ・シリア国連大使
シリアのジャアファリ国連大使が、6日木曜、シリア問題に関する国連安保理の会合で、“シリア政府軍が化学兵器を使用した”とするアメリカ、フランス、イギリスの主張は事実に反するものだとし、「一部の安保理常任理事国は、世界の平和と安全を守る立場にふさわしくない行動を取っている」と語りました。
IRIB通信によりますと、ジャアファリ大使は、シリアは化学兵器を保有しておらず、これを使用したことも、使用することもないと強調し、「現実を見ようとしない人がいるようだ」と述べました。
さらに、「シオニスト政権イスラエルの核兵器や化学兵器の存在を黙認し、イラクを破壊し、イランの核合意から離脱した人々が、シリアに対して根拠のない主張を行うことは許されない」と語りました。
また、アメリカ、フランス、イギリスは、テロ支援による目的達成に失敗したとし、「この3カ国は現在、政治的なプロセスを妨害している」と述べました。
ジャアファリ大使は、国連安保理は戦場ではないとし、「安保理は、かつてイラクとリビアに関して誤った歩みを進めた。この過ちから学ぶべきだ」と述べました。
アメリカ、イギリス、フランスは、8月22日、共同声明の中で、再びシリア政府が化学兵器を使用したと非難し、この攻撃が繰り返されれば、それに応じた対応を取ると警告しました。
この3カ国は4月14日にも、シリア政府が化学兵器を使用したという根拠のない主張を行い、シリアを攻撃しました。
この攻撃は、シリア・ダマスカスの東グータ地区が完全にテロリストの占領から解放された際に行われました。
多くの専門家は、シリア政府に対する化学兵器使用の非難は、シリア政府軍がテロリストに対して勝利を重ねてきたことから、事実を逆に見せ、世論を欺くためのものだとしています。
アメリカとその同盟国は、シリアにおけるテロリストの敗北を強く懸念しています。
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