サウジで、国際経済会議開幕も会場は閑散
10月 24, 2018 16:18 Asia/Tokyo
サウジアラビア・リヤドで23日火曜、国際投資家会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」が開幕しましたが、会場の大半が空席となっています。
IRIB通信によりますと、今回の国際会議に参加を予定していた国や国際機関、企業などの多くが出席を見合わせた模様です。
今回、会議への不参加が相次いだことは、サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害への反発を反映していると見られます。
サウジアラビアの政府関係者は、この国際会議の初日に一部の会場席を埋めるため、同国市民を動員しました。
砂漠のダボス会議の異名をとる国際投資家会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ」は、外国投資の誘致というパフォーマンス的なプロジェクトとして、サウジアラビア政府が主催し、今月25日までリヤドで開催されます。
カショギ氏は今月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に事務手続きのため入った後、行方不明となりました。
サウジアラビア政府は、18日間にわたり沈黙、殺害事件を否定し続けた後、ついに国際社会の圧力により、20日土曜未明、カショギ氏がサウジアラビア総領事館内で殺害されたことを認めました。
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