サウジ人記者殺害事件をめぐり、トルコとサウジに軋轢
(last modified Mon, 29 Oct 2018 05:18:13 GMT )
10月 29, 2018 14:18 Asia/Tokyo
  • トルコのエルドアン大統領
    トルコのエルドアン大統領

トルコのエルドアン大統領が、「サウジアラビアが、同国の反体制派ジャーナリストカショギ氏の殺害事件を解決する意志がないのなら、トルコはこの事件に関する法的な手続きを開始する」と語りました。

ロイター通信によりますと、エルドアン大統領は28日日曜、記者団に対し、「トルコは、サウジアラビアがカショギ氏殺害事件の法的プロセスの進捗をこれ以上滞らせる事を許さず、この事件に関してわが国の法的システムを導入する」と述べました。

エルドアン大統領は数日前、サウジアラビアに対し今回の事件の容疑者らをトルコで裁判にかけることを提案しましたが、サウジアラビアはこれを受け入れず、彼らはサウジアラビアで裁かれるべきだとしました。

サウジアラビアは、カショギ氏が消息を絶ってから18日後の今月20日、カショギ氏殺害をめぐる当初の主張を翻し、在イスタンブール・サウジアラビア総領事館内でカショギ氏が死亡したことを認め、事件は偶発的なものだったとしていました。

 

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