サウジアラビアの戦闘機が、クラスター爆弾でイエメン西部フダイダを攻撃
12月 15, 2018 14:44 Asia/Tokyo
サウジアラビア主導のアラブ連合軍の戦闘機が、イエメン西部フダイダをクラスター爆弾で攻撃しました。
IRIB通信によりますと、14日金曜のこの攻撃は、スウェーデンでの和平協議でイエメンの各勢力間の合意に基づき、同国西部フダイダで停戦の実施が成立した中で行われました。
サウジアラビアは14日、さらにイエメン北部サアダ州の国境地帯にある複数の行政区内の住宅地や耕作地を、ミサイルや砲弾で攻撃しました。
4回目のイエメン和平交渉は今月6日より、イエメンの各勢力の代表の参加により、スウェーデン・ストックホルム郊外で開始され、13日木曜にフダイダでの停戦、および相互間の捕虜交換に関して合意が成立し、終了しました。
サウジアラビアは、アメリカや、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国の支援を得て、2015年3月からイエメンを軍事攻撃しています。
この戦争で、イエメンではこれまでに1万4000人以上が死亡、数万人が負傷、数百万人が住む家を失っています。さらに食糧や医薬品の深刻な不足という事態が生じています。
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