サウジ軍の戦闘機がイエメンの住宅地を攻撃
6月 05, 2019 18:23 Asia/Tokyo
サウジアラビア軍の戦闘機が、イエメン北西部サアダ州およびハッジャ州にある住宅地を爆撃しました。
イエメンのアル・マシーラテレビが5日水曜に報じたところによりますと、今回の攻撃で多数の民間人が負傷、その中には女性や子ども数多く含まれるということです。
サウジアラビア軍の戦闘機はまた、イエメンの首都サヌアにある軍事基地も爆撃しました。
また、別の報道によりますと、イエメン救国政府の水資源省は「サウジアラビア主導アラブ連合軍の戦闘機は、わが国西部のフダイダ州で総人口の80%に給水しているアル・ズバリヤ配水所を攻撃した」と発表しました。
イエメンの政府軍および義勇軍は、サウジアラビアが犯罪行為を続けることへの報復として、同国南部ナジラン州にあるサウジアラビア傭兵軍の装甲車数台を破壊しました。
サウジアラビアとアラブ首長国連邦は、複数のアラブ諸国と連合軍を結成し、アメリカの支援を受けながら2015年からイエメンに対して大規模な攻撃を開始しています。
この攻撃により、アラブ圏最貧国のイエメンでは市民数百万人が深刻な飢餓に直面しており、国連の報告ではイエメンでの飢餓は人道上の大規模の惨事とされています。
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