イエメンシーア派組織、「公正な和平樹立に向けた用意」
7月 17, 2019 18:15 Asia/Tokyo
イエメンのシーア派組織アンサーロッラー(フーシ派)の指導者アブドルマレク・フーシ氏が改めて、アンサーロッラーには国内での公正な和平の樹立に向けた用意があることを強調しました。
レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、アブドルマレク・フーシ氏は16日火曜、グリフィス国連イエメン特別代表と会談した際、サウジアラビア主導アラブ連合軍の圧政的かつ違法な行動に言及し、イエメンの前政権が西部フダイダの停戦合意に違反し、その実施を怠っているとして非難しました。
また、イエメンでの暴力・紛争継続の原因がアラブ侵略軍とその傭兵らにあるとし、「イエメン・サヌア国際空港の閉鎖により市民が経済・人道面でさらに困難な状況に追い込まれている」と人々の窮状を訴えました。
グリフィス特別代表は16日、フダイダで新たな停戦合意が発表された翌日にサヌア入りしました。
イエメンの前政権とアンサーロッラー側は昨年12月13日、スウェーデンで停戦合意に調印しましたがアラブ連合軍はこれまでこの合意に違反しています。
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