イエメンが、サウジ主導連合軍による和平案黙殺に反応
10月 03, 2019 21:30 Asia/Tokyo
イエメン政治高等評議会が、「わが国の和平案が失敗すれば、サウジアラビア主導アラブ連合軍に無限の打撃が及ぶだろう」としました。
アルアーラムチャンネルによりますと、イエメン政治高等評議会は3日木曜、声明を発表し、「イエメン軍は、侵略者に対抗するために絶好の軍事技術を有している」と表明しています。
イエメン軍副報道官も、「サウジアラビアとアラブ首長国連邦がイエメン攻撃を続行すれば、さらなる打撃を蒙るだろう」と語りました。
イエメン政治高等評議会のアル・マシャート議長は今月20日、条件付の停戦を発表し、アラブ連合軍に戦闘行為の停止を呼びかけました。
しかし、アラブ連合軍はこの提案を黙殺し、イエメン各地への攻撃を継続しています。
2015年3月に開戦したアラブ連合軍によるイエメン戦争で、これまでに1万6000人以上のイエメン人が死亡したほか、数万人が負傷、数百万人が難民化しています。
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