PLOが、「世紀の取引」実施へのイスラエルの急進に警告
2月 03, 2020 15:42 Asia/Tokyo
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PLOパレスチナ解放機構
PLOパレスチナ解放機構は、シオニスト政権イスラエルが「世紀の取引」案にあるヨルダン川西岸沿いの低地など、パレスチナ領土の占領に向けて動きを活発にしていることを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、PLO傘下の入植地建設抵抗・領土保全国家事務所は2日日曜、「シオニスト政権イスラエルの統治機関は、米国の支持を受けて占領地から入植地を撤収する必要がなくなり、またヨルダン川西岸沿いの低地もイスラエルの統治下におくという「世紀の取引」案の内容を、早くも実行に移している」と報告しました。
米トランプ大統領は先月28日、ホワイトハウスでシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相と並んで、親イスラエルに偏向した「世紀の取引」案を発表しました。
同案には主な内容として、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域をシオニスト政権イスラエルの首都として承認すること、ヨルダン川西岸の30パーセントにあたる土地をイスラエルに委譲すること、他国に移住したパレスチナ難民が祖国に帰還する権利を剥奪すること、パレスチナ人の完全武装解除などが盛り込まれています。
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