ロシアがシリアのテロ拠点を空爆 テロリスト200人を殲滅
4月 20, 2021 16:49 Asia/Tokyo
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ロシアの戦闘爆撃機
ロシアの戦闘爆撃機が、シリア中央部ホムス県タドムル(別名パルミラ)に近いテロリスト拠点を空爆しました。
ファールス通信によりますと、シリアに駐留するロシア関係者の1人は、この空爆で少なくともテロリスト200人を殺害したほか、彼らが所有する機関銃を搭載した車両24台と手榴弾用の弾薬約500kgを破壊したとしました。
また、ロシア軍がテロリストらの訓練拠点に空爆を行ったことも明らかにされました。
ロシアは2015年中ごろから、シリア政府の正式な要請により同国に軍を駐留させており、航空宇宙軍の部隊を使って、テロリスト拠点への空爆や、シリア軍の地上作戦の後方支援を行っています。
シリア危機は2011年に、サウジアラビア、アメリカ、およびその同盟諸国に支援されたテロ組織が、地域のパワーバランスをシオニスト政権イスラエルへ有利に傾けるため広範な攻撃をしかけたことから始まりました。シリアはこれを受けて、テロとの戦いにおける同国政府への支援をイランやロシアに対し要請しました。
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