イラクでこの1週間に2人のアメリカ兵が死亡
May 09, 2016 22:05 Asia/Tokyo
イラク駐留アメリカ軍合同司令部が、イラクで、この1週間で2人目のアメリカ兵が死亡したことを明らかにしました。
イラクのメディアによりますと、イラク駐留アメリカ軍合同司令部は、声明の中で、「イラクの対ISIS国際連合のメンバーであるアメリカ兵1名が、新たに重傷を負い、その傷が原因で死亡した」と発表しました。
この声明では、この兵士がいつどこでどのように負傷したのかについては言及されていません。
今月5日にも、イラク駐留アメリカ連合軍の報道官が、イラク北部モスル近郊でアメリカ兵1名が死亡したことを明らかにしていました。
アメリカが主導し、世界60カ国以上からなる対ISIS国際連合は、2014年9月から、イラクにあるISISの拠点に対して空爆を開始しました。
この攻撃は、国連安保理の許可なく行われており、シリアとイラクのインフラの破壊以外の結果をもたらしていません。
テロ組織ISISは、近年、アメリカとその西側やアラブの同盟国の資金や武器の支援を受け、地域諸国、特にイラクとシリアで多くの犯罪を行っています。
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