イラク首都でデモ、数十万人が米軍の無条件撤退を強調
1月 02, 2022 16:18 Asia/Tokyo
イラクで、抵抗軍の司令官らの殉教記念日にあたり、数十万人が同国議会の定める撤退期限と同時の米軍の無条件でのイラク撤退を求めました。
IRIB通信によりますと、イラク首都バグダッド市内中心部では1日土曜朝から、2年前のイラン・イラク両国の司令官の殉教2周年記念を寄り盛大に実施すべく、全国より参集したイラク市民による集会が開催されました。
この大集会では、イラクからの米軍の撤退を強調するとともに、ソレイマーニー司令官の暗殺者への「復讐」のスローガンが、大群衆の間に響き渡りました。
イラク各地では1週間以上前から、テロ組織ISISへの勝利を指揮した司令官を記念するプログラム、催し物、式典が開始され、現在も続いています。
さらに、国内の街路や広場などの至る所に、故ソレイマーニー司令官と故アルムハンディス副司令官のプラカードや横断幕、大型の写真が掲げられ、イラクのテレビチャンネルもこの機会に特別番組を企画し、放送されています。
2020年1月3日にイラク当局者の公式招待で同国を訪問中だった、イランイスラム革命防衛隊の故ソレイマーニー司令官は、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官や他8人の同行者らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米テロリスト侵略軍の空爆テロで暗殺され、殉教しました。
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