イスラエル内閣が、瓦解の瀬戸際に

シオニスト政権イスラエルのベネット首相率いる連立内閣が、連立を支えるメンバーの1人が新たに辞任したことを受け、瓦解の瀬戸際に立たされています。

エルサレム・ポストによりますと、イスラエルの議会・クネセトの右派議員のイディット・シルマン連立幹事長は6日水曜午前、正式に辞任を表明しました。

この報道では、同氏の辞任によりあと1人でも連立政権の主要メンバーが辞めれば、実質的にベネット内閣は瓦解することになり、それは、イスラエルで何度目かのまた新たな選挙が行われることにつながります。

各ヘブライ語メディアはまた、ベネット首相がシルマン氏の辞意を知らされておらず、この話にひどく不意を突かれたと報じています。

一方、イスラエルの右派活動家数十人は同日、シャケド内相がヨルダン渓谷地域を視察する最中、その目前でデモを行い、ベネット内閣から辞任するよう求めました。

イスラエルでは、「我が家イスラエル」党所属のアヴィダル首相府大臣も、少し前に記者会見を開いて自身が内閣から退くことを発表しています。

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