バイデン米大統領が、イランへの敵対的立場示す
7月 10, 2022 19:43 Asia/Tokyo
アメリカのバイデン大統領が、米紙ワシントンポストとのインタビューにおいて、「わが国はイランが核合意に復帰するまで、外交的・経済的圧力をかけ続けていく」と主張しました。
国際通信イランプレスによりますと、バイデン大統領は西アジア歴訪を間近に控える中で行ったワシントンポスト紙とのインタビューで、核合意をめぐる協議について反イラン的な虚言を並べ立て、「イランは、核合意に復帰するまで孤立することになる」と主張しました。
また、「我が政府は、イランが核合意に復帰して自国の責務を履行するまで、圧力を増やし続けるだろう」としました。
アメリカ政府は、トランプ政権時代の2018年5月、一方的かつ違法に核合意から離脱し、その後にそれまでの核関連制裁を再発動しただけでなく、イランに対する広範囲な制裁も新たに開始しました。
次の政権を発足させたバイデン大統領は、アメリカを核合意に復帰される意向だとしていましたが、これまでのところ、バイデン政権から復帰に向けた実際的な措置はなんら取られていません。
イランは、すべての制裁が解除され、他の核合意関係方面が自身の責務と履行し、自国が核合意に定められた利益を享受できるようになった際には、核合意内責務の完全履行に戻ると繰り返し強調しています。
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