スペイン・ポルトガルで猛暑による死者322人
(last modified Sun, 17 Jul 2022 06:47:24 GMT )
7月 17, 2022 15:47 Asia/Tokyo

ヨーロッパを襲っている熱波で、スペインとポルトガルでは322人が死亡しました。

IRIB通信によりますと、ポルトガル保健省は16日土曜、今月7日から13日までの間に238人が猛暑により死亡したと認めました。

スペインでもここ1週間で84人が死亡しています。

14日木曜にはポルトガル・ピンハオで気温47度を記録し、同国の7月の気温としては最高となりました。

イベリア半島ではここ数日、気温の上昇が続いており、最終的な死者数がさらに増えるのではないかと懸念されています。

スペイン保健省は、6月に830人が猛暑の影響で死亡したと推測しています。

スペインでは熱波により大規模な火災も発生しています。15日金曜には同国32カ所で火災が発生し、うち15カ所はいまだに鎮火していません。

ポルトガルでも1万ヘクタールの土地が2件の山火事で燃えています。これまでに火災の影響で190人が負傷し、865人が避難しています。

地球の平均気温はここ数十年で予想を上回る上昇を見せており、その主な原因は温室効果ガスによるものです。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem