エネルギー問題により英サッカークラブが休止の危機に
-
英サッカークラブが休止の危機に
情報筋が、ヨーロッパでのエネルギー価格上昇を受けてイギリスのサッカー・クラブチームが休止に追い込まれる可能性が浮上していることを明らかにしました。
ヨーロッパに対するロシア産ガス輸出が減少した結果、特にヨーロッパ大陸のエネルギー部門のコストが増大しています。
ロシア産ガス輸出の減少に伴い、ロシアのエネルギー源により依存していた国々が、最大の影響を受けた形となっています。
イギリスの新聞デイリーメールは、ヨーロッパにおけるエネルギー危機の現状および、それによる影響に関して、「イギリスの複数のサッカー・クラブチームは、経費が4倍になると予測しており、それらのクラブの運営管理部は、新しい選手を入れる代わりに、ガス代やその他の経費の支払いを考えるようクラブのオーナーに求めている」と報じました。
また、クラブチーム経営幹部の一部の話として、「エネルギーコストの高騰は氷山の一角に過ぎないのではないか、と懸念している」としています。
デイリーメールによりますと、イングランドのサッカークラブ、フォレストグリーン・ローバーズは、昨シーズンのエネルギー代が約 9万ポンドにも上っており、太陽パネルと風力タービンによる電力消費にもかかわらず、来シーズンにはクラブ内のエネルギーコストが 3 倍になると予測しています。
なお、英国政府は27日土曜、「2022年10月以降、国内の家庭用の電気とガスの料金はほぼ倍に増額される」と発表しました。
この発表に基づき、英国内の全世帯は、ガスと電気の年間消費に関して3549 ポンドを支払うことになります。
なお、従来までのこの支払額は1971ポンドでした。
イギリスでは、ガスの40%が発電に使用されています。
去る4月においても、電力料金の54%の値上げにより、英国内の2400万世帯が影響を受けました。
ドイツや他のいくつかのヨーロッパ諸国とは異なり、英国はロシアのガスへの依存度は非常に低いものの、そのエネルギー市場構造は天然ガスの国際価格の変化に非常に左右されやすくなっています。

