国連が西アフリカの食料不安について警告
4月 20, 2023 15:43 Asia/Tokyo
国連が、西アフリカ地域の4800万人以上が飢餓の危険にさらされているとして警告しました。
IRIB国際放送ラジオ・スワヒリ語によりますと、国連は報告の中で、西アフリカ地域の4800万人以上が飢餓の危険に瀕しているとして警告するとともに、「この数字は、過去10年間で最も大きい数字である」と表明しています。
この報告ではまた、「この状況の大部分は、戦争や紛争、気候変動、さらには新型コロナウイルスの大流行による経済問題が原因で生じたものだ」としました。
国連当局者によりますと、インフレ率の上昇や食料不安は西アフリカのブルキナファソ、マリ、ニジェール、モーリタニア、ナイジェリア北部に最も大きな影響を及ぼしているということです。
さらに近年では、テロ組織ISISやアルカイダによる攻撃も、ブルキナファソやマリの大惨事に追い討ちをかけています。
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