ロシア、「ニジェール情勢には介入せず」
8月 01, 2023 20:02 Asia/Tokyo
ロシア外務省が、同国としてニジェールで起きたクーデターへの一切の関与を否定しました。
ニジェールでは先月26日、大統領警護隊のチアニ司令官がクーデターを起こし、バズム大統領を監禁、自ら政権を掌握しました。
IRIB通信が1日火曜、報じらところによりますと、ロシアのボグダノフ外務次官は、「ロシアはニジェールで起きていることに一切関与したことはなく、現在もない」と強調しました。
同次官はその上で、「ニジェール国民だけが、同国の問題を解決する指導者を選び、経済・治安上の問題を解決できる」と述べました。
そして、「ロシアの外交政策は、アフリカの問題にはアフリカ式の解決法が必要であるという認識に立っている」としました。
また、「他の多くの国と同様に、アフリカの国に対立があるとすれば、それはその国の内政事項であり、我々は一切介入しない」と述べました。
ニジェールのクーデター勢力は市民に対し、フランスの政策や介入への反対する自らを支持すべく街頭に繰り出すよう呼びかけました。