9月 03, 2023 18:33 Asia/Tokyo

国際通信イランプレスが西アフリカ・ニジェールの首都ニアメーで行った多くのデモ参加者らとのインタビューから、同国の人々がもはやフランスを欲していないことが明らかになりました。

ニジェールでは2日土曜、人々がニアメーにある駐留フランス軍基地前で、これまでで最大規模となる反フランスデモを開催しました。

イランプレスは、このデモに参加した人々を取材しました。

 

ニジェールの仏軍駐留反対デモ

 

ある男性はイランプレスに対し、「ニジェール国民は一致団結しており、フランス軍はニジェール国内から撤退すべきだと、フランス大統領に向けて強調する。我々は、その実現まで街頭に立ち続ける」と語りました。

若い女性は、「ニジェールは自由を望んでいる。フランスは、ニジェールの国土から出て行くべきだ」と語りました。

また別の男性は、「フランス軍はニジェールから撤退すべきだ。彼らはすでに13年もニジェールに居座っている。反フランスデモは、彼らがニジェール国内から出て行くまで続くだろう。ニジェール国民は、自国を含めたアフリカに対してフランスが行う政策に反対している」と語りました。

 

ニジェールの仏軍駐留反対デモ

 

別の女性は、「志あるニジェールの若い世代は、自国の領土からフランス軍が即時撤退することを求めている。ニジェールの人々は、これが叶えられるまで、フランス軍基地の前に昼夜をわかたず留まり続けるだろう」と語りました。

雨模様の中で実施されたこの2日のデモに参加した人々は、「フランスに死を」「マクロン仏大統領に死を」「血まみれの軍隊に死を」「自由で独立したニジェールに万歳」「現ニジェール政府に万歳」などのスローガンを唱えていました。

 


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