国際ニュース|伊自転車レースでイスラエルチームの出場取り消し/イランがIAEA査察を拒否の構え
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伊自転車レースでイスラエルチームの出場取り消し
イランのペゼシュキヤーン大統領は、同国に対する国連制裁が復活したことを受けて、国際原子力機関(IAEA)による査察を受け入れない姿勢を表明しました。
【ParsToday国際】ペゼシュキヤーン大統領は米NBCニュースとのインタビューで、「もしイランが核兵器を保有していると非難されるのであれば、我々は国内核施設への査察を許可しない」と述べました。
ペゼシュキヤーン大統領はその上で、「スナップバック措置が発動しておきながら、どうしてイランがIAEAに査察を許可することを期待しているのか?」とし、「彼ら(=欧米)はIAEAやNPT(核拡散防止条約)などの国際規定に従うことを望んでいない」と述べました。
伊自転車レースでイスラエルチームの出場取り消し
イタリアの自転車レース「ジロ・デッレミリア」の主催者は、反イスラエルデモによって大会が混乱する可能性を懸念し、「イスラエル・プレミア・テック」チームの参加を取り消しました。ボローニャ市のスポーツ担当責任者ロベルタ・リ・カルチ氏は、この決定が倫理的な立場を示すものであると述べました。さらに、ガザで起こっている事態を考慮し、イスラエルチームに参加を許可することは「偽善的」だとし、市民の感情を理解している主催者に謝意を表しました。
アルゼンチン大統領、イスラエル首相の訪問に反対
イスラエル紙「イェディオト・アハロノト」によると、国連総会出席のため米国に滞在中のネタニヤフ首相はそのままアルゼンチンへの訪問を計画していたものの、同国のミレイ大統領から、この時期の訪問をとりやめるよう要請を受けたということです。
同紙は、ミレイ大統領が強固なイスラエル支持者として知られている一方、ネタニヤフ首相が低迷する支持率の中で選挙前に訪問することが逆効果を招くのではないかと懸念していると伝えています。
イエメン指導者「ナスロッラー師は常にイスラエルの悪夢であり続ける」
イエメンの実効支配勢力アンサーロッラーの指導者シェイフ・アブドゥルマリク・バドルッディン・アル・フーシー氏は27日、レバノン・ヒズボッラーのナスロッラー前事務局長とシェイフ・ハーシム・サフィー・アッディーン師の殉教1周年を記念した演説で、「ナスロッラー師は常にイスラエルの悪夢であり、これからもそうあり続ける」と述べました。
その上で、「ナスロッラー師は、世界中の自由を求める人々の心の中に生き続け、彼の持続的な闘志と抵抗の姿勢は、今も私たちと共にある」と述べました。
ロシア外相「イスラエルは西アジアの崩壊を狙っている」
ロシアのラブロフ外相は、イスラエルの軍事行動がパレスチナや地域諸国に対して行われ、西アジアの安定を脅かしていると非難しました。さらに、イスラエルは国連のパレスチナ国家設立に関する決議を無視しようとしているとも述べました。