アメリカ大統領、イランに関する緊急事態法を延長
11月 04, 2016 17:30 Asia/Tokyo
アメリカのオバマ大統領がイランに対する敵対行為として、イランに関する緊急事態法を1年延長しました。
ロシアのスプートニクによりますと、オバマ大統領は在テヘラン・アメリカ大使館占拠事件の記念日にあたり、3日木曜、ライアン下院議長に書簡を送り、「アメリカとイランの関係は今も正常な状態に戻っておらず、イランに関する国家緊急事態の継続は必要だ」としました。
オバマ大統領の決定により、1979年11月から続くイランに関する緊急事態法は1年延長されることになります。
オバマ大統領は昨年、同じ緊急事態法を11月8日に延長しましたが、今年は11月3日に行いました。
こうした中、少なくとも75人のアメリカの政治家、外交官が7月、オバマ大統領にあてた書簡の中で、政府に対し、イランとの関係を改善するよう求めました。
1979年から、アメリカの大統領は民主党であれ共和党であれ、毎年イランに関する緊急事態法を延長しています。
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