アメリカ軍内で、イスラム恐怖症が拡大
2月 25, 2016 22:53 Asia/Tokyo
西側諸国がイスラム恐怖症の拡大に向けた工作を続ける中、アメリカ軍の内部機関紙が、一部のイスラム教徒の女性が身に着ける被り物のヘジャーブがテロリズムの象徴だと主張しています。
アメリカ空軍の内部機関紙リサーチ・ラボラトリーが最近、「暴力的な過激派との戦いー学術的な戦略と方法」と題して掲載した記事ではイスラム的な装いであるヘジャーブに反対するコンテンツが述べられています。
この記事は、全世界のイスラム教徒の間で大きな批判の波を引き起こしており、一部の有識者は「世界の多数のイスラム教徒の女性がヘジャーブを着用しているが、彼女たちの多くは過激派組織を支持していない」と表明しています。
この報告ではまた、ヘジャーブを着用したイスラム教徒の女性の中では、ヘジャーブを着用したアメリカ初のイスラム教徒のフェンシング選手としてオリンピックにも出場した女性、イブテハージ・ムハンマド氏を挙げることができます。
アメリカやそのほかの国のイスラム教徒は、抗議行動として、ツイッター上で「パッシブ・テロリズム」というハッシュタグのついたページを立ち上げ、反イスラム的なこの報告に反応を示し、これを強く非難しています。