中国の「一帯一路」国際会議にイラン経済財政相が出席

中国のシルクロード経済圏の構築に関する「一帯一路」国際会議が、中国・北京で開幕しました。

イルナー通信によりますと、中国の習近平国家主席は、１４日日曜、この国際会議の開幕式で、古代のシルクロードを人類の価値ある遺産だとして、その精神には、協力、平和、自由、包括性、相互の教育と共通の利益が含まれているとしました。

また、世界経済の発展は新たな躍動的な力や、包括的で平等な利益を必要としており、収入格差は縮小されるべきだとしました。

さらに、シルクロードの再構築に関する提案が行われてからの４年間に、「一帯一路」の構想に関して、１００カ国以上がその支持を表明し、関連の活動に参加しているとしました。

１００カ国以上からの政府関係者や研究者、また国連の事務総長や世界銀行の総裁、ＩＭＦ国際通貨基金の専務理事など、６０以上の国際機関の代表およそ１２００人が、この２日間にわたって行われる国際会議に出席しています。

イランのタイエブニヤー経済財政大臣も、１３日朝、この国際会議に参加するため北京入りしました。