フィリピン大統領が、娘を後継者に推薦

フィリピンのドゥテルテ大統領が、実娘サラ・ドゥテルテ氏を次期大統領に推薦することをあきらかにしました。

イスナー通信によりますと、ドゥテルテ大統領は２４日日曜、「サラは、弁護士として働く強い女性であり、法律に精通している。このため、サラ以外の人物を大統領に推薦することはできない」と語っています。

ドゥテルテ大統領は、この１年間でフィリピンの軍事・政府関係者や市長など数百名を麻薬密輸の疑いで殺害処分としており、実の息子に対する麻薬密輸への関与疑惑が浮上して以来、「麻薬密輸に関与していた疑惑が事実なら、息子であっても殺害するよう命じる」と述べています。