アメリカ大統領が、WTOとTPPを批判
4月 18, 2018 19:10 Asia/Tokyo
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トランプ大統領
アメリカのトランプ大統領が、「WTO・世界貿易機関の規約と、TPP・環太平洋パートナーシップ協定は、アメリカ経済の利益に反する」と語りました。
ロイター通信によりますと、トランプ大統領は18日水曜、ツイッター上で、WTOの規約とTPPを批判し、「アメリカとこの2つの国際機関との相互協定は、アメリカの経済や労働者にとっての利益にそった、よりよい形になりうる」と述べています。
また、「日本と韓国は、アメリカのTPP復帰を望んでいるが、自分としては12の加盟国間の投資契約であるTPPが、アメリカにとって適した協定であるとは思えない」としました。
トランプ大統領は、2016年の大統領選挙の期間中、TPPを初めとするそのほかの協定も批判しており、昨年1月に大統領に就任してわずか数日後に、アメリカをTPPから離脱させました。
TPPは、2016年にニュージーランド・オークランドにて7年ぶりに協議が実施され、調印されています。
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