フランス外相、「鉄鋼製品の関税を追加したアメリカの行動は受け入れがたい」

フランスのルドリアン外務大臣が、ヨーロッパ、メキシコ、カナダからの鉄鋼製品に関税を追加するアメリカの行動は受け入れがたいとしました。

ロイター通信によりますと、ルドリアン外相は31日木曜、EU、カナダ、メキシコからの鉄鋼製品やアルミ製品に追加関税をかけるアメリカの決定は受け入れがたいとして、「EUはこの決定に対して対抗措置をとるだろう」と述べました。

また、フランスのマクロン大統領も、31日、アメリカによるこの決定は誤った行動だとして、現在の国際的にバランスの悪い状態に対応する上での最悪の方法とは、ナショナリズム的な経済だからだとしました。

アメリカ政府は１日からアルミ製品と鉄鋼製品の１０％と２５％の追加関税をヨーロッパ諸国や、カナダ、メキシコに適応しています。

この決定を受けて、これらの国も対抗策を発表しました。