マレーシアの裁判所で、キム・ジョンナム氏殺害事件の被告に対する公判が実施
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マレーシアの高等裁判所で、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏の殺害の罪に問われている、2人の女性被告の公判が行われました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 16, 2018 20:10 Asia/Tokyo
  • 金正男(ジョンナム)氏
    金正男(ジョンナム)氏

マレーシアの高等裁判所で、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏の殺害の罪に問われている、2人の女性被告の公判が行われました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、マレーシア・クアラルンプール近郊の高等裁判所は16日木曜、キム・ジョンナム氏が昨年2月、マレーシアの空港で猛毒の神経剤を顔に塗られ殺害された事件に関して、ベトナム国籍のドアン・ティ・フオン(30)とインドネシア国籍のシティ・アイシャ(26)の2人を、この事件の実行犯とする判決を下しています。

この2人の被告は、これ以前に無罪を主張しており、いたずら番組への出演だと聞かされ、それに出演したと供述していました。

クラルンプール高等裁判所は、この2人の女性がキム・ジョンナム氏の殺害の手口を徹底的に教え込まれており、自分たちが何をしているかを認識していた、としています。

この事件の審理に当たった裁判官は、起訴状の内容を認め、この2人の被告人に対し、この事件に関する弁解の機会を与えるとしています。

これらの両被告人は昨年2月に、マレーシアの空港でキム・ジョンナム氏の顔面に猛毒の神経剤を塗り、殺害したとされています。