ベルギーにて、イランとEUの第4回政治協議が実施
ベルギー・ブリュッセルで、イランとEUによる第4回政治協議が開催されました。
今回の政治協議は26日月曜、イランのアラーグチー外務次官とヘルガ・シュミット欧州対外行動庁(EEAS)事務局長が議長を務める中、ブリュッセルにて午後と夜の2回に分けて実施されています。
この協議では、農業、教育・研究、通商、エネルギー、気候変動、運輸、そして銀行や難民・麻薬問題、自然災害、人権、テロ対策といった分野での相互間協力が検討されました。
双方は、これらの核分野において昨年の実績を検討するとともに、今後の計画の推進方式をめぐり合意しています。
アラーグチー次官は、この協議の開会にあたって、地域や世界の平和と安定に向けての核合意の推進の重要性を強調し、IAEA国際原子力機関の13回目の報告で核合意に定められた取り決めをイランが完全に遵守している事実が認められているとしました。
また、アメリカの核合意離脱後における、特にEUをはじめとする核合意のそのほかの関係国や、ほかのヨーロッパ諸国による核合意の取り決め実施の迅速化を強調しています。
さらに、「核合意が円滑に実施されない場合には、イランは自らの独立や利益に基づいて決断を下すだろう」と語りました。
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