G20サミットで、サウジ皇太子が孤立
12月 02, 2018 14:42 Asia/Tokyo
サウジアラビアのムハンマド皇太子が、G20主要20カ国地域サミットで、各国首脳の冷遇に直面しました。
アメリカの新聞ウォールストリートジャーナルによりますと、ムハンマド皇太子はアルゼンチンで開催されたG20サミットをはじめとするいろいろな場で、サウジアラビア人記者ジャマール・カショギ氏殺害事件がもたらした影響に遭遇しているということです。
この報告ではまた、ムハンマド皇太子が、自らがこの事件に関与していないことをアピールすべく、徒労ながらもG20サミットに参加したものの、話しかけてくる首脳は少なく、全体的に冷遇が目立ったということです。
ウォールストリートジャーナルはまた、CIAの評価の一部を掲載しており、それにおいてはムハンマド皇太子がカショギ氏殺害を命じたとされています。
各メディアにより発表された今回のG20の様々な写真や動画からは、各国首脳がムハンマド皇太子との会談はおろか、傍らに座る事すら望まなかったことが伺えます。
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